【株式】東証、オリンパス上場を維持へ:廃止すれば投資家らが大きな打撃と判断★2
損失隠しに絡んで有価証券報告書に虚偽の記載をしていたオリンパスの株式について、東京証券取引所が上場を維持する方向で調整に入ったことが8日、分かった。今月中に正式に決める見通しだ。虚偽記載の影響は小さくないが、上場廃止にすれば、オリンパス株を保有する投資家らが大きな打撃を受けると判断したもようだ。東証は、内部管理体制などに問題があることを投資家に周知する「特設注意市場銘柄」にオリンパスを指定して、1年ごとに内部管理体制などの改善状況を書面で報告させる。