【証券】日本取引所グループが誕生
東京証券取引所と大阪証券取引所が1日に合併し、
持ち株会社「日本取引所グループ」が誕生した。現物株では国内の取引をほぼ独占して圧倒的存在となる。だが、海外では今後の成長が見込まれるデリバティブ
(金融派生商品)の分野で取引所間の競争が激化しており、この分野での競争力強化が課題だ。12年12月には、デリバティブが主力で収益力が高い米インターコンチネンタル取引所(ICE)が、
ニューヨーク証券取引所を傘下に持つ
NYSEユーロネクストの買収を発表し、注目された。