【経済連携】ASEAN:日本に関税撤廃95%要求 東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉で
日本、中国、韓国と東南アジア諸国連合(ASEAN)など16カ国が参加し、今年5月に始まった東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉で、ASEANが日本に対し、10年以内に関税をなくす品目の割合を示す「貿易自由化率」を95%以上にするよう求めていることが12日、交渉関係者らの話で分かった。日本は通商交渉でコメなど農産品の一部を例外扱いしており、締結済みの経済連携協定(EPA)の自由化率は80%台にとどまる。