【地域経済】自治体間で「カジノ誘致」競争過熱、経済効果1兆円--幕張新都心への誘致を目指す企業は疑似イベント開催
カジノを巡り、地域振興を狙う自治体間の誘致合戦が熱を帯びてきた。2020年の東京五輪の開催で海外旅行者の増加が見込まれ、国会ではカジノを含む統合型リゾート(IR)施設の整備推進法案が提出されるなど環境が整いつつあり、千葉県内でも千葉市などが手を挙げている。東京都や大阪府の活動が目立つが、幕張新都心への誘致を目指す企業が疑似イベントを開くなど機運を盛り上げ、遅れ気味の県内誘致に向けた議論に弾みをつけたい考えだ。