【外食】マクドナルド、異物混入で不信増幅、合理主義が消費者とズレ…期限切れ肉発覚などで遠のく客足、閑散ぶりに主婦驚き
図表=日本マクドナルドを巡る主な出来事
◇期限切れ肉発覚など 遠のく客足
外食産業の雄、日本マクドナルドの経営が混迷している。昨年夏、取引先だった中国の工場で期限切れ鶏肉使用が発覚し、売り上げが激減。年明け以降は異物混入が相次いで表面化し、不振に追い打ちをかけた。コンビニエンスストアなどとの業態を超えた競争が激しくなる中、かつて業績を押し上げた「徹底した合理主義」にも陰りが見える。