【経済指標】米GDP1~3月改定値は前期比0.7%減に下方修正、利上げシナリオに不透明感
【ワシントン=矢沢俊樹】米商務省が29日発表した2015年1~3月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)の改定値は年率換算で前期比0.7%減となった。速報値は同0.2%増だったが、
輸入の上振れなどが響きマイナス成長に沈んだ。米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長は1~3月期の米景気調整は一時的として、年内利上げの意欲を重ねて示したが、ドル高や雇用・物価を含め年後半の回復シナリオ通り進むか懐疑的な見方もある。