【医薬】沢井製薬、平成29年にジェネリック薬の生産能力を現在の1・8倍に引き上げへ
ジェネリック医薬品(後発薬)メーカー大手の沢井製薬は7日、政府が後発薬の普及目標を引き上げたことを受け、生産能力を平成29年に、現在(100億錠)の8割増となる年間180億錠に引き上げる考えを明らかにした。今年5月に発表した中期経営計画より30億錠上積みする。田辺三菱製薬から取得した鹿島工場を4月に稼働させたほか、三田工場を拡張するなど、今後3年で440億円の設備投資を予定していたが、政府の目標引き上げを受け、供給体制を見直す。