【投資】新生「村上ファンド」 父・世彰氏の思いを長女が受け継ぐ 「全て個人資産。村上家の資金でやっている」
(ブルームバーグ):2000年代に物言う株主として市場に風雲を巻き起こした「村上ファンド」。経営者に企業価値の向上を直接迫る手法は道半ばで挫折した。時代は流れ、今や政府主導で企業の経営効率改善の動きが進む中、村上世彰氏の思いは長女の絢氏に受け継がれている。村上絢氏(27)が最高経営責任者(CEO)を務める投資会社C&I Holdingsは6月、液晶部材や車載電装品などを扱う電子部品商社の黒田電気 に対し臨時株主総会招集の請求を行い、世彰氏ら4人の社外取締役の選任を求めた。