【岡山】「紅葉のグラデーションが素晴らしい。厳かな雰囲気に浸っていたい」…闇夜に浮かぶ総社・宝福寺、紅葉に合わせライトアップ
画僧・雪舟が涙でネズミを描いた逸話で知られる総社市井尻野の宝福寺で14日夜、紅葉に合わせたライトアップが始まった。燃え立つような色を放つ木々と重厚な伽藍(がらん)が、荘厳な錦絵を描き出している。16日まで。座禅会の会場となる建物「方丈」で点灯式があり、約80基のライトが一斉に境内を照らした。ひんやりとした暗闇に、鮮やかに見頃を迎えたモミジ、落ち着いたたたずまいの仏殿が浮かび上がり、歓声が湧いた。