【大分】「身が引き締まりました」…締め込み姿の男たちが冷水を浴びて気合、日田市大山町ではだか参り、見物客に香港のテレビクルーも
修験道の霊場だった日田市大山町西大山の烏宿(からとまり)神社で14日夜、同町の冬の風物詩「はだか参り」があり、締め込み姿の男たちが冷水を浴びて気合を入れ、急峻(きゅうしゅん)な参道を上り下りした。見物客の中には、香港のテレビクルーの姿も。旅番組の一コマとして中国全土に放映する予定という。はだか参りは、江戸時代、参道沿いにある御池の水を飢饉(ききん)で枯れた田畑にまいたところ、収穫ができ、餓死者を出さなかったことに感謝して若者たちが裸でお参りし、始まったとされる。