【佐賀】「九州のお伊勢さん」で大祭、夜通しお祈り…「伝統ある祭りを大過なくつなぐことができて、ほっとした」
「九州のお伊勢さん」として知られる佐賀市伊勢町の伊勢神社で10日夕から11日にかけて夜通しで商売繁盛や豊作を祈る「伊勢大神宮大祭」があり、参拝者でにぎわった。伊勢神社は全国で唯一、伊勢神宮(三重県)から分霊された神社で、1605年の創建。大祭はかつて神社前で米取引が行われていたことに由来し、輪番制の「大神(おおがみ)」「小神(こがみ)」の役に任じられた市内各地区の代表でつくる佐賀伊勢会が1923年から続けている。
