【京都】かぐわし梅の香、菅原道真の命日に遺徳をしのぶ…京都・北野天満宮で「梅花祭」、「今日のような穏やかな時間が続いてほしい」
梅を愛した菅原道真の命日に遺徳をしのぶ「梅花祭」が25日、京都市上京区の北野天満宮であった。境内で恒例の茶会が催され、見頃を迎えた梅の花の清らかな紅白と、ほのかな香りの中で参拝者が一服を味わった。梅花祭は平安時代から続くとされる。朝から行われた神事では、大小の台に蒸した米を盛った「大飯(おおばん)」「小飯(こばん)」や、梅の小枝を挿した「紙立(こうだて)」が神前に供えられた。