【岩手】「ジャッソー」「ジョヤサ」、気勢上げて豊作祈願…下帯姿の男衆が激しくもみ合い、袋を奪い合う、奥州・黒石寺で奇祭「蘇民祭」
下帯姿の男衆が護符の入った麻袋を奪い合い、無病息災や豊作を祈願する奇祭「蘇民祭」が、25日夜から26日早朝にかけて岩手県奥州市の黒石寺で開かれた。午後10時ごろ、男衆約200人が川で身を清めた後、火の粉をかぶりながら「ジャッソー」「ジョヤサ」と気勢を上げる。ピークは午前5時ごろ、本堂で護符が入った「蘇民袋」が登場すると、男衆が一斉に群がり、1時間半にわたって激しいもみ合いを繰り広げた。