【滋賀】「伝統ある提灯を担いで練るのは誇らしい。団結力の源」…勇壮、団結の灯、滋賀・東近江で大提灯渡御
高さ3・5メートル、直径2・1メートルと動くものとしては国内最大級の提灯の渡御が11日、滋賀県東近江市五個荘木流町の苗村神社一帯で営まれた。重厚な太鼓と鐘の音を響かせ、住民が勇壮に練り歩いた。五個荘建部下之郷7集落は五穀豊穣(ほうじょう)を願い提灯を先頭に苗村神社に向かう春祭りを営んできた。なかでも愛知川の河原普請で鍛えた怪力が多かったという五個荘奥町は、約300年前から伝わる巨大提灯を担ぐ。