【囲碁】20歳の井山裕太八段が張栩名人を下し史上最年少での名人位獲得 第34期名人戦七番勝負第5局
第34期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第5局は15日、静岡県熱海市のあたみ石亭で2日目が打ち継がれ、午後4時48分、挑戦者の井山裕太八段(20)が張栩(ちょう・う)名人(29)に176手までで白番中押し勝ちし、通算4勝1敗として名人位を奪取した。20歳での名人位獲得は、65年の第4期旧名人戦(読売新聞社主催)で林海峰(りん・かいほう)八段(現名誉天元)が記録した23歳を、44年ぶりに更新する史上最年少記録。