【歌舞伎】獅童、天国の母に捧げる熱演「舞台を頑張るしかない」…「初春花形歌舞伎 通し狂言『壽三升景清』」の初日舞台
先月17日に母、小川陽子さん(享年73)を心不全で亡くした歌舞伎俳優、中村獅童(41)が2日、東京・新橋演舞場で「初春花形歌舞伎 通し狂言『壽三升景清』」の初日舞台を迎えた。秩父庄司重忠役などで登場し、天国の母に届けとばかりに熱演した。一幕最後の花道では共演の市川海老蔵(36)にあいさつを促すと、自らも「みなさまのおかげにて、慣れない道化の大役を務めましてございまする」と張りのある声で続いた。