【東京五輪】「財政事情極めて厳しい」IOC理事会で報告…森喜朗会長も招致段階の試算7340億円から2兆円超にも上る可能性に言及
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長は29日、当地で開催中の国際オリンピック委員会(IOC)理事会で、大会開催費が膨らむ見通しを報告した。具体的な金額は示さなかったという。開催費については、森喜朗会長も招致段階の試算7340億円から2兆円超にも上る可能性に言及していた。武藤事務総長は国内スポンサーが16社に上り順調だが、基本計画に入る仮設会場も建設費高騰の影響を受けることを伝えた。