【台湾】馬英九総統が腐敗防止の号令-アジアの汚職度調査で「中国より深刻」と指摘を受け
- 台湾総統 腐敗防止の号令 『中国より深刻』指摘受け -
【台北=栗田秀之】台湾の馬英九総統は八日、緊急記者会見を開き、行政と司法機関に対して不正行為の有無を徹底的に調査し、改善策を三カ月以内に報告するよう求めたことを明らかにした。最近、国防部(国防省)などで汚職容疑事件が相次いで発覚。また香港のリスクコンサルタント会社が発表したアジア地区の汚職度調査で「中国よりも台湾の方が状況が深刻」と指摘されたことから総統による異例の号令が下った。