【中国】世界で進む無人機開発、中国も実戦配備
「今や、現代戦の中核は無人航空機(UAV)だ」
米国でバラク・オバマ政権が発足した2009年以降、アフガニスタンとパキスタンで繰り広げられている戦争に、極めて多く登場する攻撃手段がある。UAV(Unmanned Aerial Vehicle)と呼ばれる無人航空機だ。昨年8月、パキスタンでイスラム原理主義武装勢力タリバンの指導者ベイトラ・メスードを無人航空機による攻撃で殺害するなど、効果が見られたことを受け、米国のほかにも中国やイランなど、各国が無人航空機の開発に熱を上げている。