【歴史】中国国民党政権、漢江以北まで戦後進駐検討
外交文書で明らかに
蒋介石
1940年代に中国の国民党政権が、第2次世界大戦終結後、韓国に軍隊を駐留させ、自国の軍事顧問を派遣し、韓半島(朝鮮半島)を中国の影響下に置くことを検討していた事実が、当時の外交文書から明らかになった。新羅大学(釜山市)のペ・ギョンハン教授(歴史学)が、このほど公開された1940年代初めの中華民国外交部?案(とうあん=外交文書)を分析して確認したもので、年内にも「中日戦争期の蒋介石国民党政府の対韓政策」と題する論文を学術誌に掲載する。