【中日新聞】南スーダンでの韓国PKO部隊への弾薬提供、国会による文民統制を危うくする。政府は閉会中審査に応じよ
自衛隊による韓国PKO部隊への弾薬提供は国会での議論を全く経ていない。国連の要請があり、緊急性、人道性が高いとはいえ、武器輸出三原則をなし崩しにし、文民統制を危うくしかねない。国連平和維持活動(PKO)協力法に基づき、
日本の自衛隊が他国軍に弾薬を提供するのは初めてだ。同法は、必要なときには閣議決定で「物資」の提供ができると定めてはいるが、今回の弾薬提供が日本政府にとって想定外だったことは否めない。