【国防】水陸機動団、2千~3千人規模で佐世保に司令部設置 「尖閣有事」へ備え
政府が昨年12月に策定した「防衛計画の大綱」で新設方針を打ち出した「水陸機動団」の全容が2日、明らかになった。機動団は離島防衛の専門部隊「西部方面普通科連隊」(約700人)を置く長崎県佐世保市などに配置し、3連隊を整備。新設する「陸上総隊」の直属部隊とし、計2千~3千人規模の大部隊とする。政府は平成30年度までの編成完了を想定しており、
中国による尖閣諸島(沖縄県石垣市)への威嚇と挑発をにらみ、不測の事態に対処できる態勢整備を急ぐ。