【春の恒例】桜の起源は中国 中国には2千年に及ぶ栽培の歴史と野生種の80%がある
広州、長沙、成都、武漢、北京、大連をはじめ、中国の南から北までのあらゆる場所で、桜の花を愛でるのが春の楽しみなイベントになっている。桜は「舶来物」ではなく、中国に起源がある。お花見も中国の伝統的行事の一つで、唐時代にはすでにその習慣があった。中唐の大詩人・劉禹錫は詩の中で、「桜桃 千葉の枝、照耀 雪天のごとし」(枝という枝に桜の花が咲き、その輝きは真っ白い雪の日のようにあたり一面を包んでいる、の意)と桜をたたえた。