【群馬】県立公園の強制連行碑 設置更新認めず、角田義一弁護士「政治的発言だけで撤去はおかしい。絶対に受け入れられない」
群馬県高崎市の県立公園「群馬の森」の朝鮮人強制連行追悼碑をめぐり、県は二十二日、碑を管理する市民団体に対し、碑の前で開いた追悼集会で許可条件に反する政治的な発言があったとして許可を更新しない決定を伝えた。県は市民団体に碑の撤去を求めているが、市民団体は拒否し、法廷闘争も辞さない構えだ。大沢正明知事は「追悼碑の存在自体が論争の対象になり、県民が健やかに公園を利用できなくなるなど、憩いの場である公園にふさわしくなくなった」とのコメントを出した。