【日韓】「東京国立博物館所蔵の文化財返還を」 文化財の返還運動を展開する市民団体代表・慧門氏が東京簡裁に調停申請
【東京聯合ニュース】
韓国の僧侶で文化財の返還運動を展開する市民団体代表、慧門(ヘムン)氏は29日、東京国立博物館が所蔵する韓国文化財の返還を求める調停を東京簡易裁判所に申請した。慧門氏は、朝鮮が日本の植民地だった時代に南鮮合同電気の社長などを務めた日本人事業家、小倉武之助氏(1870~1964)が1910~1950年代に朝鮮半島全域で収集した「小倉コレクション」のうち、盗難品の疑いがある朝鮮王室のかぶとなど、34点の所蔵を取りやめるよう求めている。