【北村 隆司/アゴラ】朴大統領は、「どこのドイツ」に何を学べと言うのか?
出来の悪い子供を持った親が言いそうな「誰々(ドイツ)を見なさい」と言うセリフを乱発する「言いつけ外交」は、誇り高い韓国民にとっても肩身の狭いパフォーマンスに違いない。「言いつけ外交」による日本批判の対象は「圧制」「偏向報道」「人権無視」「人種差別」「軍事化」「復古主義」「偏向歴史教科書」「慰安婦」「靖国」「右傾化」「文化財ドロボー」など森羅万象に及ぶ事からも、外交と言うより国内の難題から国民の目をそらす人気取り策と考えるべきであろう。