【国際】従軍慰安婦問題、米国内はどう受け止めたか…「歴史修正主義者が、朝日新聞の誤報を悪用」「国際世論には複合的証拠」
戦時中の慰安婦問題をめぐり、米議会の下院は2007年7月に日本政府に謝罪を求める決議を採択した。慰安婦を強制連行したとする吉田清治氏(故人)の証言記事を、朝日新聞が今年8月に取り消したことで、日本では河野洋平官房長官談話(1993年)の見直し論も出ているが、米国はどう受け止めているのか。米議会調査局のスタッフとして下院決議に関わった東アジア専門家のラリー・ニクシュ氏(74)に聞いた。