【朝鮮新報/春・夏・秋・冬】橋下市長の特別永住者制度見直し発言看過できぬ、幼稚な罵り合いは制度見直し世論化の猿芝居か
ヘイトスピーチをやめさせるため、「在特会」の桜井会長と対談した橋下大阪市長だったが、見るに堪えない内容だった。五十歩百歩、目くそ鼻くそ、どんぐりの背比べ。メディアや識者らは厳しい評価を下した▼架空の「在日特権」を問題視し、在日朝鮮人や友好的な日本人を、暴言暴力で攻撃してきた差別主義団体の悪行は言うに及ばず、弁護士でもある橋下市長が特別永住者の制度見直しについて言及したことは看過できない。