【香港】香港一の大富豪 本社の登記地を香港からケイマン諸島に移転 中国大陸からの脱出を図る
香港一の大富豪、李嘉誠氏がトップを務める2つの中核企業、不動産大手の長江実業集団と大型複合企業ハチソンワンポア(和記黄埔)を合併し、グループを大幅に再編することを決めた。これにともない、新会社の本社の登記地をこれまでの香港からカリブ海上のタックスヘイブンであるケイマン諸島に移すことも明らかにした。李氏は昨年、グループが中国大陸に投資したショッピングモールなど不動産物件をすべて売り抜け、700億香港ドルの資産を手にするなど、大陸からの脱出を図っている。