【中国】チベット自治区、有力テロ情報に600万円の懸賞金など通報の奨励制度を導入 当局とチベット族との間の緊張反映
新華社電によると、中国チベット自治区の公安局は31日、テロや暴力事件の防止や解決につながる重要な情報の提供者に最高30万元(約560万円)の懸賞金を支払うなどとした通報の奨励制度を導入したことを明らかにした。北京市が昨年導入した同様の制度の懸賞金(4万元)の7倍以上。チベット族居住区で、政府の抑圧的な少数民族政策や宗教政策に不満を持つチベット族住民らと当局との間で緊張が高まっていることがうかがえる。