【国際】安全保障会議:日本への批判、中韓言及せず…独で開催
【ミュンヘン(独南部)篠田航一】ドイツのミュンヘンで開催中の安全保障会議は6日、アジア太平洋地域が直面する安保上の課題についてパネル討議を行い、日本の城内実副外相、中国の劉振民外務次官、韓国の黄震夏・国防委員長らが登壇した。中韓は表立った日本批判を避け、東アジア地域における相互協力の重要性を訴えた。城内氏は「日本は戦後、ODA(政府開発援助)などを通じ、アジアの平和と安定に一貫して貢献してきた」と日本が戦後に歩んだ平和主義の実績を強調。