【熊本】第2次大戦中に中国や朝鮮半島から強制連行された犠牲者を悼む 荒尾市で合同慰霊祭
■強制連行犠牲者悼む 荒尾市で合同慰霊祭2015年04月13日
第2次大戦中に中国や朝鮮半島から強制連行され、各地の炭鉱などで亡くなった人たちの合同慰霊祭が12日、荒尾市樺の正法寺で催され、参列者が犠牲者の冥福を祈った。慰霊祭実行委員会(代表・赤星善弘住職)が毎年続けており、44回目。同寺は赤星住職(79)らが托鉢で集めた浄財を基に、日中国交正常化直前の1972年4月に「中国人殉難者慰霊之碑」と、同年10月に朝鮮半島出身の犠牲者を弔い南北統一を願う「不二之塔」を建立した。