【南シナ海問題】「埋め立てなどは非生産的な外交政策」 ターンブル豪首相が中国に自制を要求
オーストラリアのターンブル首相は21日放映のオーストラリア放送協会(ABC)のインタビューで、南シナ海で岩礁埋め立てなどを進める中国の行動を「非生産的な外交政策」と指摘し、自制を求めた。首相就任後、南シナ海情勢について詳しく言及したのは初めて。ターンブル氏は、南シナ海での中国の危険な行動によって「周辺のベトナムなどが米国の支援を求め、西太平洋で米軍の存在が増大する結果になり、中国が本来求めるものとは反対の結果を招いている」と分析。