【狂気】習指導部が「空前の思想弾圧」 北京大追放の学者、危機感
中国の民主化推進を求める言動で知られ、北京大から事実上追放された後に渡米した改革派学者、夏業良氏(55)が5日までに共同通信の書面インタビューに応じ、習近平指導部の知識人らへの思想弾圧が「空前の狂気じみたレベルに達している」と指摘した。習指導部発足から3年間の政治手法に強い危機感を示した。夏氏はノーベル平和賞受賞者で服役中の中国の民主活動家、劉暁波氏らが起草し、共産党独裁体制の廃止などを求めた〇八憲章に賛同署名した一人で、13年10月に北京大経済学院准教授の職を解かれた。