【南シナ海問題】中国提訴も辞さず インドネシア調整相が表明、国際司法機関に 中国主張「九段線」書き換え求める
ロイター通信によると、インドネシアのルフット調整相(政治・法務・治安担当)は11日、中国が南シナ海のほぼ全てで「歴史的権利を有する」と主張する根拠にしている「九段線」について、対話による解決が早期に実現しなければ、国際司法機関に訴える姿勢を示した。インドネシアは南シナ海問題では「中立」の立場だが、九段線は海底・水産資源が豊富な同国のナトゥナ諸島周辺の排他的経済水域(EEZ)と重複しており、中国に地図の書き換えなどを求めている。