【トルコ/アルメニア】国交樹立へ スイスで調印式
1915年に起きたアルメニア人「大量虐殺」についての歴史認識などをめぐり対立してきたトルコとアルメニア両国は、スイス政府の仲介による関係正常化交渉で最終合意に達し、10日、同国最大都市チューリヒで両国外相が国交樹立を明記した、歴史的な合意文書に調印した。トルコのダウトオール、アルメニアのナルバンジャン両外相による調印式には、クリントン米国務長官、ラブロフ・ロシア外相、ソラナ欧州連合(EU)共通外交・安全保障上級代表ら、両国関係正常化を後押しした欧米の各国外相らが立ち会った。