【イラク】過激派の支配拡大、中東地域の貿易を阻害…イラクはトルコにとって第2位の貿易相手国、イラクではすでに食品価格上昇の兆し
ソース(日本経済新聞)
イラクとシリアでイスラム過激派勢力が台頭していることから、中東地域の貿易ルートが分断され、この地域の経済見通しに影を落としている。国境地帯にはトラックが列をなし、食品・エネルギー価格は上昇し、輸出が頭打ちとなっている。イスラム教スンニ派の過激派武装組織「イスラム国」(ISIS)がイラクで急速に勢力を拡大し、トルコやヨルダン、イラク国内も経済的な難局に直面している。