【イエメン】アルカイダ系武装集団、イエメン南部の軍基地を制圧…AQAPは「フーシ」にジハード呼び掛け、混迷増すイエメン情勢
【カイロ=共同】フランス公共ラジオによると、イスラム過激派組織「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」の武装集団が3日、イエメン南部ムカラの軍基地を制圧した。AQAPは現地の刑務所を襲撃し、約300人の受刑者を脱走させたばかりで、ムカラで急速に勢力を拡大している。イエメンでは、事実上のクーデターで政権掌握を宣言したイスラム教シーア派系の武装組織「フーシ」に対し、ハディ暫定大統領を支持するサウジアラビアが空爆を開始。