【社会】にぎわう「御巣鷹の尾根」、遺族複雑…関連映画続き観光地化? 群馬
520人が犠牲になった1985年8月の日航ジャンボ機墜落事故現場「御巣鷹の尾根」(群馬県上野村)を訪れる一般のハイカーが増えている。事故に着想を得た映画が昨年に続いて今秋公開され、関心が高まったのが大きなきっかけになっているようだ。15日に閉山を迎え、静寂を取り戻したものの、観光地化しかねない現状に、「風化させないためには多くの人が訪れるのは重要」という意見がある一方、「そっとしておいてほしい」という遺族の思いも交錯する。