【社会】浜岡-高知・室戸岬 400キロの活断層か 名大教授ら指摘
中部電力浜岡原発(御前崎市)の真下を通り、室戸岬(高知県)に延びる長さ400キロの巨大な活断層が存在する可能性があることが、鈴木康弘名古屋大教授(変動地形学)らの研究で分かった。中電は独自の調査結果で活断層の存在を否定しているが、東日本大震災を受け、専門家らは耐震評価の見直しを訴えている。日本列島周辺の海底を調査した海上保安庁のデータを基に、鈴木教授と中田高広島大名誉教授らが2009年に詳細な海底地形図を作製し、研究を進めている。