【鹿児島】徳之島への米軍ヘリ着陸、鹿児島空港事務所が「時間外」と緊急通報放置…専門家「事故の恐れもある。お役所仕事で無責任」
鹿児島県の徳之島空港で8月、米軍ヘリコプター6機が管制を担当する国土交通省鹿児島空港事務所(同県霧島市)に連絡せずに無断着陸したとされる問題で、実際は同事務所がパイロットから「燃料不足で着陸する」と事前に通報を受けながら放置し、誘導や地元への連絡をしていなかったことが関係者への取材で分かった。事務所は「着陸したのは徳之島空港の運用時間外に当たる夜間で、誘導や連絡の義務はなく問題ない」とするが、専門家は「事故の恐れもあり、無責任極まりない」と批判している。