【栃木】「あまりにも拙速な議論だ」「参院でこそ熟議を」…秘密保護法案が参院審議入り、市民団体20人が栃木県庁で怒りの訴え
特定秘密保護法案の衆院通過から一夜明け、参院で審議入りした二十七日、県内の八つの市民団体でつくる「秘密保護法はいらない! ネットワークとちぎ」のメンバー二十人が宇都宮市の県庁前に集まった。「あまりにも拙速な議論だ」「参院でこそ熟議を」と怒りの声を上げた。長年、日米同盟に反対してきたという宇都宮市の木塚孟(たけし)さん(66)は「情報が(国民ではなく)米国にしか伝わらなくなる」と非難。