【青森】「めし!めし!」「しる!しるー!」 白飯を次々とおかわり 無病息災と豊漁を願う奇習「おこもり」-佐井村
ご飯や汁物を大声を出して次々とお代わりし、無病息災と豊漁を願う佐井村の奇習「おこもり」が15日夜、同村牛滝地区の神明宮で行われた。毎年12月15日と1月15日に行われている。江戸時代から続くと伝えられるが、文献がなく、正確な由来は不明だ。約40人の住民は食べる側と給仕する側に分かれ、食べる側は白飯やすまし汁、ゼンマイの辛子あえ、たくあんを頬ばり、「めし、めし」「しる、しる」と叫びながらおわんなどを突きだしていた。