【日豪】日本とオーストラリア、牛肉関税合意持ち越し…EPA交渉で溝埋まらず、「いくつかの問題が残っており、協議を続ける」
林芳正農相は5日、オーストラリアのロブ貿易・投資相と経済連携協定(EPA)交渉の争点になっている牛肉関税の扱いをめぐって農林水産省内で協議したが、合意は持ち越した。林氏は会談後、「協議を継続することになった」と述べた。ロブ氏も会談後、記者団に「いくつかの問題が残っており、協議を続ける」と話した。日本への牛肉輸出を増やしたいオーストラリアは、38・5%の牛肉関税を半分の19・25%に引き下げるよう求めている。