【社会】石巻・大川小訴訟 「津波予測できず」 市と県、遺族に棄却求める
石巻・大川小訴訟 「津波予測できず」市と県、棄却求める
東日本大震災により児童と教職員計84人が死亡・行方不明となった宮城県石巻市大川小の津波災害で、児童23人の19遺族が石巻市と宮城県に23億円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が19日、仙台地裁であり、市と県は請求の棄却を求めた。市側は「児童が津波に巻き込まれることは予測できなかった」「いったん校庭にとどまるよう指示し、その後に避難させた教職員の対応に過失はなかった」と反論。