【社会】国土交通省が宮城県で整備を進める岩沼市の「緑の防潮堤」で広葉樹が枯れる
国土交通省が宮城県で整備を進める岩沼市の「緑の防潮堤」で、植樹した広葉樹が枯れる被害が出ていることから、30日、専門家による現地調査が行われた。30日午後、岩沼市下野郷に整備された「緑の防潮堤」を横浜国立大学名誉教授の宮脇昭氏が訪れ、調査を行った。国土交通省は、環境に配慮した防潮堤を作ろうと、宮脇氏が提唱する「森の防潮堤」を基に、岩沼市と山元町の沿岸12キロで、「緑の防潮堤」を15億円かけて整備する計画で、去年6月、
岩沼市下野郷の防潮堤に広葉樹7000本を植樹した。