【経済】国内小売り最大手のイオンが苦境 3~11月期の営業利益が前期比48%減 イオンリテール、ダイエー、マックスバリュで苦戦
国内小売り最大手のイオンが苦境にあえいでいる。1月9日に同社が発表した2014年3~11月期の連結決算は、営業利益が前期比48%減の493億円とほぼ半減した。金融やドラッグストア、海外事業が堅調に推移する一方、主力のGMS(総合スーパー)事業の赤字幅が一段と拡大したことが主因だ。消費増税後の環境変化に対応できず、客離れが起きており、既存店売上高の前期割れが続いている。