【社会】新実死刑囚、遺族前に尊師を礼賛 「私たちが被害者のカルマ(悪業)を受け取り、麻原尊師が魂を高い世界に移し替えた」
東京地裁で開かれた元オウム真理教信者高橋克也被告(56)の裁判員裁判で、証人として出廷した元教団幹部新実智光死刑囚(50)は18日、「今も地下鉄サリン事件は救済活動だったと思う。神の視点から見ても救済だ」と自説を述べた。尋問では松本智津夫死刑囚(59)=教祖名麻原彰晃=を「尊師」と敬意を込めて呼び、地下鉄事件について「私たちが被害者のカルマ(悪業)を受け取り、麻原尊師が魂を高い世界に移し替えた」と熱っぽい口調で証言した。