【国際】中国、「日本の指導者に南京大虐殺記念館を参観するか尋ねよ」 NPTでの被爆地訪問の要請削除を正当化
【北京=川越一】中国外務省の華春瑩報道官は13日の定例記者会見で、核拡散防止条約(NPT)再検討会議の最終文書素案について、「複雑かつ敏感な問題を入れてはならない」と述べ、各国指導者に広島、長崎の被爆地訪問を要請する部分の削除を求めた中国の主張を正当化した。中国の指導者が広島、長崎を訪問する可能性について、日本メディアから問われた華報道官は「まずは自分たちの指導者に、いつ中国の南京大虐殺記念館を参観するのかと尋ねよ」と反発した。