【社会】安保法案、真宗大谷派が反対声明 「憲法立憲の精神蹂躙」[京都新聞]
自衛隊の海外活動を拡大する新たな安全保障関連法案について、真宗大谷派(本山・東本願寺、京都市下京区)は21日、「憲法立憲の精神を蹂躙(じゅうりん)する行為を絶対に認めるわけにはいかない」と反対する声明を発表した。声明文は、第2次世界大戦で国家体制に積極的に協力したことを深く反省する教団として、同法案に「強く反対する」とし、「真の平和を、武力に頼るのではなく、積極的な対話によって実現することを提唱するよう求める」としている。